こんにちは ねえ そこからボクが見えますか? ボクがいるのは影の中 暗い暗い水の中 ねえ きっとボクは見えないだろうね ボクも見えないよ。 暗いって君は言うだろう だってボクもそう思う 何してるのとも言うだろう だってボクも分からない 訳分かんないとか気持ちが悪いとかいつまで甘えているのとか 結局どうしてもらいたいのとか何故明るく考えないのとか、とか そう思うかもしれないね だってボクもそう思うもの ボクは卑屈になっているだけかな? ねえ、君は、何を考えているの? 迷惑だって。やっぱり思うかい? |
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暗い暗い音の中 ボクはボクらでボクらはボクで 君の君はちゃんと笑ってるかな? |
(24時間ずっとずっと ボクのボクはわらっているのさ ボクに一番近い隣で ぴったり寄り添って ずっとずっと 「死んでしまえ」と。) |
さあボクを今すぐ忘れておくれ 君は光の在る場所へ ここを忘れて帰るんだ 今すぐに 帰れなくなるまえに |
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ボクを弱いって思うかい うん それで正解だ 変な人だって思うかい うん そう思っておくれ 馬鹿で哀れだと思うかい うん そう伝えて欲しい |
(痛い 痛い 寒い 苦しい 痛い 助けて 来ないで 行かないで 助けないで……) |
全ての光を断ち切れるように。 だけど どうかこれだけは―― もし何処かで、ボクと同じように闇に捕らわれた人がいたら―― 思い出してあげてくれないか―― ボクらの聞いているまっくろな歌を…… |
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→ 結局は自己救済の為の自己投影に依存した偽善に過ぎないのだと、 彼女は笑いながら歌を殺した。 >> |